牝馬クラシック第1弾、桜花賞(G1、芝1600メートル、12日=阪神)の共同会見が8日、東西トレセンで行われた。
アネモネS勝ち馬ディアダイヤモンドの手塚貴久調教師(61)が、意気込みを語った。一問一答は以下の通り。
-前走アネモネSは
レースの内容はとても良かった。すごく状態が良く、自信を持って使ったが、それに応えてくれた。完勝かなという内容だった。
-G1に向けてめどが立った
元から彼女にはすごく能力を感じていた。シンザン記念では体調が一息だったこともあって負けてしまったが、あれが実力ではないと思っていた。仕切り直しの一戦となったアネモネSでは彼女の力をお見せできて、桜花賞に向けて良いステップになったのかなと思う。
-この馬の長所は
操作性の良さというか、ジョッキーがみんな乗りやすいと言ってくれるように、自在性ですかね。そういったところが良いので。
-現時点で課題は
課題というか、この時期の牝馬なので、今回は阪神への長距離輸送になる。アネモネSからの臨戦過程も、過去のデータから言うとあまり良い結果は出ていない。そのあたりは皆さん分かっている通りだと思うし、心配といえば心配だけど、それを覆すだけの力があるのでは。
-前走後の調整は
桜花賞に行きたいなとオーナーと相談し、在厩で調整。さすがにレース直後は、使ったなりの疲れが見受けられたので、1週間は回復に努めるように重視した。その翌週から普通のメニューに戻した。今はアネモネS前の状態と遜色ないぐらいの状態になっている。-ここまでの過程は
1週前は坂路で、そんなに時計を出したくないというところがあり、55秒ぐらいでやった。調教時計よりは動きの中身というか、手応えといったところを見させてもらった。うちの嶋田(騎手)に乗ってもらったら、状態は非常に良かったということだったので、良い調教だったなと思っている。
-今日の最終追い切り
戸崎騎手とは初めてのコンタクトなので、前もってどういう馬か、ある程度は伝えておいた。道中の折り合いや、自在性の良さを感じ取ってもらえればと乗ってもった。時計的にもやりすぎず、やらなさすぎず、ちょうど良い感じで走ってくれたなというのもある。ジョッキーの感触も非常に良く、乗ってもらって良かったなと思う。
-今回は中3週と間隔が詰まる
そこが一番のネックというか、試練だと思う。それを踏まえて調教メニューを組み立てて、桜花賞に向けて一番良い状態へと持って行けるように工夫をしながら調教している。今のところは本当に順調に、こちらのもくろみ通りに来てくれているので、言うことはない。
-初の阪神芝1600メートル
外回りなので、枠順もそれほど影響しないのかなと思う。この子は枠で困るタイプでもなさそう。力を存分に発揮できるコースだと思う。
-混戦とも言われている
確かに混戦かなというイメージはある。どの馬も一長一短がありそうな感じがするし、その中の1頭にはなれているのかなという気はしている。楽しみの方が大きいかなと思っている。
-理想の流れや展開は
特にない。先ほど言ったように自在性があると思っているので、どんな流れでも対応できるかなと思う。ディアダイヤモンドはデビュー前からすごく期待していた馬。なかなか順調ではない時もあったが、こうやって桜花賞の舞台に立つことができ、それにある程度人気にしてもらえそうな立場になれた。本番も彼女の力を存分に発揮して、良い結果が出れば。

