競馬の祭典、日本ダービー(G1、芝2400メートル、31日=東京)へ向け、27日、東西トレセンで最終追い切りが行われた。3戦無敗の京都新聞杯覇者コンジェスタス(牡)を管理する高野友和調教師(50)が共同会見で意気込みを語った。
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-前走の京都新聞杯を振り返って
ひと言で言えば強かったなと思いました。負かした相手も強い馬でしたし、コンジェスタス自身が本当に完璧な走り、レースをしていたのかって言ったらそうでもないところで、それでも勝ち切るあたりが能力かなと思って、大したもんだなと思いました。
-ここまで無敗。負けない要因は?
負けない要因は、ここまでのG2、走ったG2までのレベルでしたら能力が凌駕(りょうが)していたっていうことだと思います。
今回は中2週という厳しいローテーション。レース後のダメージは?
もちろんそこは気にしてチェックするべき事項でしたけれども、幸い、少しゆっくりする期間を作って、その時点でも「大丈夫かなあ」なんて思いながら、乗ってみても「あ、思ったより大丈夫だったね」という感じで。幸い、強い、表に出てくるダメージは見た感じ触った感じなかったので、良かったなと思いました。
-20日の1週前追い切りの評価は
レースからそんなに間が空いてないところで、中2週で状態を最高の状態に持っていこうと考えた場合に、ちょっと表現に語弊があるかもしれないですけれども、分かりやすく言うと、「京都競馬場(前走)で素晴らしい追い切りができたな」というふうに、こう落とし込んで、その負荷を上手に使おうかなという意図なので、この中間はもう全然やり込む意図がもう全然なくて、コンディションさえ整えればなっていう感じだったんですけれども。ですから、1週前はもうゆっくり、ジョッキーに乗ってもらって、ジョッキーのその視点での、ちょっと感触を聞いてみたいなっていう意図で、ゆっくり上がってもらいました。
-24日の日曜に坂路で時計を出した
このときも時計は予定より少し速くなってしまったなと思うんですけれど、本当にゆっくりでいいけど、併せ馬で少し気は抜かないっていうか、ちょっと気を入れながら、遊ぶ様子を少し排除して、ちょっと真剣に800メートルしっかり走ってもらおうかなっていう意図です。ただ、時計はそんなにいらないよっていう意図です。
-火曜にCウッドで左回りを走っているが、印象は?
うちの厩舎は今週だけじゃなくて、平時から右回り、左回り入れてますけれども、コンジェスタスに関しては特にその左右の差はないかなと認識をしていまして、今週も全然問題ないなという感じで走れてましたから、左回りだから何かっていう感じのことは思ってないですね。
-最終追い切りについては
本当に「やりすぎだけは注意やな」っていう感じで臨みまして、その通りで馬はリラックスして入りましたし、最後もちょっと余裕を持って上がってくるように、っていう感じでやってたんですけども、そんな感じで走れてましたし、もう無理のなく、ちょっと整えるっていう感じですけれど、いい今日だったかなと思います。
-現時点での状態のジャッジは?
京都新聞杯から幸い無事で、感触としてはそのときより上のものを得られているかなっていう感じがするので…、となると、コンジェスタスとしては最高の状態になってるかなと思います。
-12月にデビューし、ここまでの成長、変化は?
言うなれば…、人間に例えると、「トレーニングして大会に臨もうという目的のある者が、トレーニングをしながらだんだん体が動けるようになっていったり、タイムが上がっていったりする」と思うんですけど、そういうことがコンジェスタスにも起きていて、「調教をして競馬をしながら、だんだん体力がついてきて、動ける体になってきている」っていうのが、成長と言えば成長なのかなと思います。
-あと1ハロンの距離延長については?
自分としては距離に関しては問題ないなっていう認識はしてます。京都新聞杯も結構、レースレベルが高かったと思うので、それを最後、脚を伸ばしながら勝ち切るくらいですから、2400メートルはこなすスタミナは持ってるんじゃないかなと思ってます。
-父はコントレイル、父の父はディープインパクトという「ダービー血統」
強く意識はしてないんですけれども、やっぱりその無敗の3冠馬の血を2代に渡って受けてますから、やっぱり、その血は偉大だなと、京都新聞杯の後は思っていましたね。
-ダービーに馬を送り出す気持ちは?
やっぱりダービーっていうのは、日本で競馬に関わる人々すべてが目標にしているレースだと思います。そこに最終バトンを受けて送り出すっていうのは、やっぱり、ものすごい、こう緊張感があるというか、責任も感じますし、本当にこう…、他のレースとは違う、いい緊迫感っていうんですかね、そういうのを持って仕事に臨めているなっていう感じですね。
-かなり気温が上がりそうだが、対処については?
暑さはあまり強くない可能性はあるなっていうところで見ているんですけれども、まあ基本は(気温が)低い方がいいなとは思いますけれど、今、東京競馬場もエアコンも完備されてますし…、対処はしますけれど大丈夫だと思います。
-ダービーへ向けての抱負を
幸い、京都新聞杯の後も「状態が上がってるんじゃないかな」っていう認識を持っていますし、コンジェスタスに関してはとてもいい状態でダービーに臨めると思います。先ほどもお伝えしたように、日本ダービーは日本の競馬に関わる者、生産者、育成者の皆様、馬主の皆様、我々厩舎関係者、騎手、ほぼ全員が本当に目標にするレースですし、うちの馬だけじゃなくて全頭素晴らしい仕上げで臨まれると思いますので、本当にこの競馬の祭典という日本ダービーを、ファンの皆様、また記者の皆様も含めて、もう全員で存分に楽しんでいただけたらなと思います。

