いよいよ上半期のG1も今週の宝塚記念(芝2200メートル、14日=阪神)を残すのみとなった。

先週の安田記念でJRA史上最年長G1制覇を果たして波に乗る武豊騎手(57)は、昨年の勝ち馬メイショウタバル(牡5、石橋)とともに連覇を狙う。

ファン投票でも小差の2位に支持された人気者は、全休日の8日朝に厩舎で元気な姿を見せた。担当の上籠助手は「いい感じできている。今回も100点満点でいけると思う」と目を細めた。

前走の大阪杯では2着に敗れたが、前後半1000メートルのラップが58秒1-59秒5と決して楽なペースではない中で逃げ粘った。阪神4戦目で初黒星を喫したとはいえ、依然として4戦4連対。得意の舞台で王者クロワデュノールへのリベンジを狙う。

さえわたる武豊騎手の手綱も頼もしい。上籠助手も安田記念の騎乗については「あれだけかかっても残した。2ハロン目ぐらいでおさまって、コーナーに入ったらハミが抜けていた。さすが」と舌を巻いた。昨年に3馬身差の圧勝を果たした大一番。人馬ともども目が離せない。【太田尚樹】