超豪華メンバーが集う上半期のグランプリ、第67回宝塚記念(G1、芝2200メートル、14日=阪神)に向けて10日、東西トレセンで最終追い切りが行われた。
もどかしさにおさらば。ダノンデサイル(牡5、安田翔)は昨秋からG1で3戦連続3着。安田翔師は「歯がゆい」とひと言。だからこそ「リズムよく、スムーズな走りで能力を見直したい」と能力全開でうっぷんを晴らす。
最終追い切りには師が騎乗。「本来、当週は坂路だけど、先週の調教後の雰囲気から、もう少し人の支配下に置いた方がいいと感じた」とCウッドを選択。6ハロン84秒6-11秒7で「強い負荷ではなく、バランスを確認し、馬の集中力が高まればという目的」という言葉通り、課題のもたれる面は全く見せない、バランスの取れた走りでしまいを伸ばした。
心身ともに整い、狙うは現役国内最強の座。「馬に衰えは感じないので、スカッとしていい夏を迎えたい」とこの一戦にかける思いは、誰よりも強い。【深田雄智】

