18年平昌五輪銅で2大会連続メダルを目指す日本(ロコ・ソラーレ=世界ランキング7位)が、世界ランク9位の中国に10-2で勝利し4連勝を飾った。

中国との戦いを、98年長野五輪スキップ敦賀信人氏がチェックした。

【カーリング】ロコ・ソラーレ4連勝、中国に10-2勝利/ライブ詳細>>

中国とは出来が全然違った。藤沢のドローは精度抜群。5点リードの第7エンド(E)はNO・1を持ちながら最後の石を狭いエリアに投げて2点。ミスすれば、1点スチールされるリスクもあり、無理せずに石をスルーして1点を確保する選択肢もあったはず。それでも攻める姿勢を持ち続けていた。

前夜には石の研磨が行われた。石は使い続けると曲がり幅が小さくなる。曲がり幅が小さいと、選手の実力差が出にくくなる。五輪などでは氷を管理するアイスメーカーが判断して、石を研磨して、曲がり幅を戻すことがある。選手たちにいいパフォーマンス、いい試合をしてもらうためだ。

この日、石の曲がりは大きくなった。日本は曲がる幅を広くとった。逆に中国は幅を狭くとったため、予想よりも石が曲がって、ガードの石に当ててしまった。第5E、日本の3点スチールも幅を読み違えた。

18年平昌五輪では石の研磨があった後、日本は1次リーグであまりよくなかった。その経験を生かして、今大会は研磨による影響、氷を読む部分で、中国を上回った。1次リーグ突破の目安は6勝。4勝目でかなり余裕ができた。準決勝が近づいたといえるだろう。(98年長野五輪スキップ)