18年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が、午前の競技に向けて対応を誓った。

北京入りから一夜明け、午前8時20分から初練習。今大会は団体戦のショートプログラム(SP)が4日午前9時55分、フリーが6日同11時50分。個人のSPが8日同9時15分、フリーが10日同9時半開始となっている。限られた時間で、体の調子を合わせていく。

初練習後の主な一問一答は以下の通り。

-氷の印象

宇野 氷はすごく軟らかい。ジャンプを跳んだ感じ、すごくこれが『跳びにくい』というのは、感じなかったです

-2度目の五輪になる

宇野 今は本当に練習と同じ気持ち。環境が変わっても練習してきたものを、ちゃんと試合で出せるように、早く調整したいと思っています。今の練習は一応(4回転)ジャンプは1本ずつ跳ぶことができたけれど、確率的にあまり良くなかった。ただ、動画で見返した限り『ここが悪い』というのは見当たらなかった。単純に体が朝の早い時間に対応していなかったのかなと思います。それは自分の個人戦のショート(SP)までに、どうにか慣れさせるのか、早く寝るように頑張るのか。それは自分と相談しながらやっていきたいと思います

-足首を痛めていたが、21年12月の全日本選手権後の調整は

宇野 (1月4日の)名古屋フェスティバルの前日に練習を再開して、名古屋フェスティバルが終わってから、結構、自分でも焦り気味に追い込んで練習を再開しました。ただやはり、完治はしていないみたい。なので、足の状態を見ながら、1週間前ぐらいから練習量を少し落として、体の状態を整えました。そうすると体の状態もだいぶ良くなり、調子も上がったかなと思います。ただ、追い込んだ成果もあり、体力もショート、フリーと1つずつやるぐらいなら、余裕で持つようになった。そこらへんは心配していないです

-痛みは

宇野 大丈夫です