同一都市で初の夏冬両方開催となる北京冬季五輪が4日、開幕した。1年延期で昨夏になった東京五輪から、わずか半年。開会式は08年夏と同じ国家体育場(通称・鳥の巣)で行われ、91の国・地域から約2900人の選手が参加した。過去最多だった前回18年平昌五輪を1チーム下回った。
【北京五輪開会式】日本選手団10番目、サモアの選手上半身裸、カザフのお姫様/写真ライブ詳細>>
日本選手団は10番目に入場。昨夏は「あいうえお」順だったが、今回は中国語(簡体字)の国名表記で1文字目の画数の少ない順に行進した。旗手はノルディック複合の渡部暁斗(33=北野建設)とスピードスケート郷亜里砂(34=イヨテツク)。2大会連続銀メダルの渡部暁は出場5度目で初の開会式で「東京五輪から元気をいただいた。コロナ禍でスポーツができる喜びを感じ、メダルを持ち帰り、誰かの心が動かされる瞬間が訪れるよう全力を尽くしたい」。郷は「TEAM JAPANが一つになって頑張る姿を見ていただきたい」とコメントした。
日本は選手13人、本部・監督・コーチ18人の計31人が参加。選手は国外冬季五輪では最多の124人の約1割で、平昌の37人から大きく減った。氷点下の寒さ対策で体調面に配慮した。
注目の最終聖火ランナーは男女1人ずつ。ともに01年生まれの距離女子選手、ノルディック複合に中国勢で初出場する男子選手の現役オリンピアン2人が務めた。91カ国・地域の名が入った雪の結晶の中心にトーチを刺し、そのまま聖火台となる演出で締めくくられた。「一起向未来(ともに未来へ)」をテーマに始まった大会。日本は歴代最多のメダル13個(金4銀5銅4)を獲得した平昌大会を上回る成績が期待される。【三須一紀、阿部健吾】




