4日の北京五輪開幕(開会式)を前に、日本勢の先陣を切って「スマイルジャパン」が勝利を飾った。B組の日本(世界ランク6位)は初戦でスウェーデン(同9位)を3-1で下した。2014年ソチ(ロシア)、18年ピョンチャン(平昌=韓国)と、過去2大会の初戦でともに1点差で敗れていた因縁の相手に雪辱し、勝ち点3を手にした。
互角の展開で進んだ第1ピリオド(P=20分単位)残り47秒、日本はDF小池詩織が鋭いシュートを放ち、幸先良く先制点を奪った。だが第2P開始30秒、こぼれ球を押し込まれ、1-1の同点とされた。均衡状態が続く中、FW床秦留可のループシュートはゴールバーに当たり、勝ち越し点とはならなかった。
勝負を決めたのは、3大会連続の出場となったFW浮田留衣だった。第3P開始4分3秒、FW志賀紅音のパスを受けた浮田がドリブルで持ち込み、GKの肩口を抜く強烈なシュートで勝ち越し。終盤は攻め込まれたが、床亜矢可ら経験あるDF陣が体を張った守りを披露。相手はGKを外した6人攻撃を仕掛けてくると、そのスキを付いてカウンターからFW米山知奈がダメ押しの3点目を奪った。
日本は4度目の出場。初採用された1998年長野大会は6チーム中6位、ソチ大会は8チーム中8位、平昌大会は初勝利(2勝3敗)を挙げて8チーム中6位。昨夏の世界選手権では、同大会過去最高の6位に入っており、今回は準々決勝進出が最低限の目標で、この勝利を弾みに準決勝進出を目指す。大沢ちほ主将は「平昌五輪の時と比べて、世界との距離は縮まっている」と手応え十分だ。
10チームで争われるアイスホッケーは、総当たりの1次リーグでA組(世界ランキング上位5チーム)とB組(同下位5チーム)に分かれ、A組全チームとB組上位3チームが準々決勝に進出する。日本は5日にデンマーク(同11位)、6日に中国(同20位)、8日にチェコ(同7位)と対戦する。




