新種目のジャンプ混合団体で、日本(高梨沙羅、佐藤幸椰、伊藤有希、小林陵侑)は4位に終わった。

横川朝治ヘッドコーチの一問一答は以下の通り。

太ももの場所が2センチ大きかった。選手は僕らの用意したスーツを着てそのまま飛ぶので。僕らスタッフのチェックミスです。

-一昨日着たスーツ

同じスーツだったんですけど、試合前にトレーニングして、筋肉が膨らんでパンプアップするんですけど、やはり標高が高いので寒さが厳しかった分、うまくパンプアップできなかった。

-落ち込んでいた様子見られた

それはショックですから。仕方ないですけど。多分、本人泣きながら2本目を飛んだと思うんですけど。泣きながらでもあれだけ飛べれば大したものだと思います。

-失格者たくさん出た

ルール違反はルール違反ですので。それは仕方のないことですが、それだけ世界中がもう、ぎりぎり狙っているのは事実ですし。そうしないと、それだけ勝てない世界になってきている。失格になったどこのチームも多分、同じ状況だと思います。それも北京が標高高い分、スーツの精度が飛距離にずっと大きな影響を与えてきていたので。どこのチームも攻めて攻めて。というところと、この環境で体が追い付いていかなかったということが、こういう状況になったのでは。

-3人も頑張って4位

高梨選手失格になった後、みんな集中して、補うジャンプをしてくれた。4番まで上がれた。そのあたりの集中力はみんなあきらめずに最後まで戦ってくれて大したものだと思います。