日本勢トップの予選6位で決勝に進んだ大塚健(たける、20=バートン)は10位だった。3本の試技ですべて最後のジャンプに失敗。「3本とも飛びすぎ。スピード調整でミスしてしまった。すごく悔しい」と肩を落とした。

前日まで強く吹いた風がこの日は弱まり、感覚に微妙なずれが出た。理想に近い形で各セクションをクリアしていたものの、想定以上のスピードで最後のジャンプの着地が乱れた。

18年に日本人初、そして史上最年少17歳でXゲーム(ビッグエア)を優勝すると、19年には連覇を果たした実力者。しかしその後、左膝に大けがを負うなどし、約2年の離脱を余儀なくされた。そこからはい上がり、五輪初出場を決めた。今大会でも得意のビッグエアで挽回のチャンスが残っている。「気持ちを切り替え、すっきりした状態で臨みたい」と20歳は気合を入れ直した。