【ミラノ=松本航、藤塚大輔】日本が2大会連続の銀メダル以上を確定させた。最終の男子フリーを残して2位以上が決まった。日本フィギュア界としては、06年トリノ五輪から6大会連続のメダルとなった。

女子フリーで全体トップの148・62点をマークした坂本花織(25=シスメックス)は男子フリーを残して首位米国と並んだことに「めっちゃうれしい気持ちが大爆発しました」と喜んだ。

前日7日(同8日)の第2日を終えて、順位点44点で首位を走る米国と5点差の39点。一方、35点で4位のカナダとは4点差あった。

この日はペアフリーに、ショートプログラム(SP)で1位となった三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が連続登場。今季世界最高で歴代でも世界3位の155・55点で堂々トップの順位点10点を積み上げた。女子フリーもSP1位の坂本が10点を追加。最終種目の男子フリーを待たずに2位以内を確実とした。

日本は前回の22年北京大会で銀メダル。当初トップだったROC(ロシア・オリンピック委員会)のドーピングにより、銅メダルからの繰り上げとなった。24年パリ夏季五輪開催中に、メダル授与式が行われた。

今大会の日本は前回銀メダルメンバーの三浦、木原組、女子の坂本、男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)が出場しており、最後の男子フリーに登場する佐藤駿(エームサービス/明治大)と、アイスダンスでリズムダンス(RD)とフリーダンス(FD)を滑った吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)の初出場組を含めて、団体メンバーを構成した。

第2日で出番を終えた鍵山は「応援してくれた皆さんが『応援、任せといて』と言ってくれたので、その分を、これからフリーを滑る皆さんに向けて、何倍にも返して全力で応援したいと思います」と誓っていた。五輪団体3大会連続出場の坂本も「この最高のメンバーで、力を合わせて、最高の結果をつかみとれるようにフリーを頑張ります」と決意を示していた。

◆フィギュアスケート団体 出場10チーム。各種目1人(1組)出場の男女シングル、ペアのショートプログラム(SP)、アイスダンスのリズムダンス(RD)で予選を行い、上位5チームが決勝進出。決勝はフリー(アイスダンスはフリーダンス=FD)となり、各種目予選(1位10点、2位9点…10位1点)、決勝(1位10点…5位6点)の順位点合計を争う。4種目のうち2種目まで異なる選手(組)を起用できる。

◆フィギュアスケート団体 出場10チーム。各種目1人(1組)出場の男女シングル、ペアのショートプログラム(SP)、アイスダンスのリズムダンス(RD)で予選を行い、上位5チームが決勝進出。決勝はフリー(アイスダンスはフリーダンス=FD)となり、各種目予選(1位10点、2位9点…10位1点)、決勝(1位10点…5位6点)の順位点合計を争う。4種目のうち2種目まで異なる選手(組)を起用できる。