【ミラノ=藤塚大輔】中立選手(AIN)として出場するロシア出身のアデリア・ペトロシャン(18)が、初五輪を振り返った。

SPで全ての要素で加点を得て72・89点をマーク。「とても落ち着いていた。自分の演技にとても興奮したし、観客の皆さんも楽しんでいただけたと思います」とうなずいた。

ペトロシャンはロシア選手権3連覇中だが、ウクライナに侵攻する同国への制裁もあり国際大会出場の機会は限られてきた。日本のエース坂本花織(シスメックス)や、米国のアリサ・リュウ、アンバー・グレンら世界のトップ選手と競い合うのは今大会が初めて。「まだ彼女たちと顔を合わせたことがないので、会えたらいいなと思っています。正直に言うと、まだ彼女たちと実際に戦っている実感がないですね」と打ち明けた。2番滑走という順番もあり「とても離れているように感じます」と苦笑。「今まで直接見たこともない。もちろん、彼女たちの近くにいれることはとてもうれしいんですけど」と思いを明かした。

IOCはウクライナに侵攻するロシアと同盟国ベラルーシに国としてのミラノ・コルティナ冬季五輪参加を認ていない。出場枠を得た両国のAINについて、資格審査委員会が侵攻を積極的に支持する選手や、軍、治安当局の所属選手などを対象外として審査して代表を選出している。

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