なぜ? どうして? これを知ればミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の観戦がもっと楽しくなる。今回は「テレマーク」について紹介します。

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ジャンプの着地姿勢を「テレマーク」と言う。両足のスキーを前後にずらし、膝を曲げて上体は起こし、両腕は左右真横に広げる姿勢だ。

名前はスキーが盛んだったノルウェーのテレマーク地方から名付けられた。この地方では、スキーを前後にずらして滑っていたことが由来となっている。

安全に着地するためにテレマーク姿勢を取る。両足をそろえて着地するより、安定感があり、衝撃が吸収される。

飛型点では、テレマークができていたかどうかをチェックされる。できていなかった時は減点される。

昨季(24-25年)からテレマーク姿勢がより重視されるルールに変更され、2点だった減点が3点になった。

飛距離が出れば出るほど、着地でテレマーク姿勢を取る難易度は上がる。そのため、選手が飛距離を狙い過ぎて着地で失敗し、大ケガするリスクを減らし、安全な競技運営をするために、“飛ばせ過ぎない”ようにする狙いもある。減点が大きくなったのも、飛型の美しさを求める動きもあるが、時代とともに飛距離がどんどん伸びるようになったことから、選手の安全を考慮しているためでもある。