東京五輪の悔しさも胸に、再び晴れ舞台へ-。パリ五輪に出場するバスケットボール男子日本代表12人が10日、都内で記者会見し、エース八村塁(26=レイカーズ)が、目標のベスト8へ意気込みを示した。東京五輪に続いて2大会連続出場。3戦全敗に終わった悔しさを改めて口にし、雪辱を誓った。11日に欧州に出発して強化試合をへて、パリ五輪1次リーグ初戦となる27日のドイツ戦に臨む。
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東京五輪以来3年ぶりに日本代表ユニホームを身につけた。八村は「2回目の五輪が楽しみ。日本代表としてやれることを誇りに思う」と力を込めて言った。
ウィザーズをへて、名門レイカーズの選手として帰還した。NBAで合計6シーズンを戦い抜いてきた。力強さが増して、3点シュートの精度も向上した。「いままでNBAでやってきた経験を、チームメートに、日本のファンに見せられるようにしたい。プレーで引っ張っていければ」。
3年前は失意の夏だった。東京五輪では1次リーグ3連敗で敗退。その悔しさが、再び日本代表に戻る理由となった。「結果として全部20点差とかで負けていた。僕らとしては全然やりきった感がなかった」と振り返る。日本代表は昨夏のW杯で躍動。仲間たちが活躍する姿に刺激を受けた。「僕らのレベルが上がっている中で、また新しい機会をもらえた。みんなとプレーすることを楽しみにしている。東京五輪の思いを含めてパリ五輪で戦いたい」と誓った。
強化トップの東野技術委員長は、八村について「シュートレベルが上がってるし、自信も違う。(仲間との)関係性もすごく良い」と太鼓判。7日までの強化試合韓国2連戦は、いずれもコンディション調整のために欠場した八村だが、同委員長によればすでに実戦形式の練習にも参加。「あとは(コンビネーションの)かみ合わせの部分」という。ドイツとの五輪初戦まであと17日。エースがついに動きだす。【奥岡幹浩】
〇…試合さながらにヘッドバンドを巻いて会見に臨んだ渡辺雄は「12人に選ばれることは大変光栄。経験がある者として、コート内外でリーダーシップを発揮したい」と誓った。直前の強化試合は左ふくらはぎ肉離れのため欠場した。この日、医療機関でMRI検査を受けたことを明かして「『順調に回復している。五輪は問題なく出られるだろう』とのことです」と明るい表情で報告した。会見では米国育ちの渡辺飛の英語によるコメントを通訳する場面も。11年間の米国生活で培った語学力でチームメートを“アシスト”した。
▽ホーバス監督 (選手選考は)誰がチームにフィットするかをいろいろ見た。今日は12人で練習して、雰囲気が少し変わった。落ち着いた感じになった。



