【パリ=木下淳】女子57キロ級の金銀銅メダルを“日本”勢が獲得した。
長野県出身でカナダの出口クリスタ(28=日本生命)が金、東京都生まれで韓国の許海実(21=早大)が銀、舟久保遥香(25=三井住友海上)が銅。発祥国の強さ、多様化が結果に表れた。舟久保3位で、日本柔道の通算メダル数が100個の大台に乗った。男子71キロ級で3位の橋本壮市(32=パーク24)は、この競技で谷亮子を上回る最年長メダルを32歳11カ月6日でつかんだ。
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許が初出場で銀メダルを手にした。在日コリアン女子の五輪メダル獲得は全競技を通じて初めて。
5月の世界選手権で韓国に29年ぶりの優勝をもたらした勢いで「夢だった五輪で決勝まで進めて、銀でも本当に幸せ」とほほ笑んだ。日本では池田姓で、帝京高-早大。独立運動家の子孫で、祖母の遺言もあってホ・ミミとして23年に韓国籍を選択した。普段は日本拠点も五輪まで同国で合宿。同じ在日選手で東京五輪男子73キロ級3位の安昌林コーチの指導を受けた。「誰かの励みになれば。頑張りたい」。28年ロス五輪で金を目指す。



