【ボルドー(フランス)=佐藤成、木下淳】<パリオリンピック(五輪)サッカー男子:日本5-0パラグアイ>◇24日(日本時間25日)◇1次リーグD組◇第1戦◇ボルドー競技場

 

サッカー界の「ミトちゃん」が、五輪初戦で大きなインパクトを残した。

MF三戸舜介(21=スパルタ)は前半19分に先制点を奪うと、後半18分にもダイビングヘッドから追加点を決めた。同28分に交代するまで、ハットトリック達成も予感させるほどの活躍でチームの勝利に貢献した。

大岩ジャパンの主力として引っ張ってきたが、4~5月パリ五輪アジア最終予選兼U-23アジア杯カタール大会はクラブ事情で出場できなかった。仲間が戦う姿を見ていることしかできず、もどかしさを覚えた。その鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような2発に「この大会に本当に出たかったですし、目指していた。すごくうれしいそこでこうやって結果を残せることは特別な思いもあります」と喜んだ。

いつもニコニコしている姿が印象的なチームの愛されキャラだ。取材対応も誠実さがあふれており、同じ質問をされても嫌な顔一つせずに受け答えする。名前の「しゅんすけ」とともに「ミトちゃん」の愛称で多くの人から親しまれている。

「ミトちゃん」といえば、日本テレビの水卜麻美アナウンサーが有名だが、大舞台でのブレークで、こちらの「ミトちゃん」も人気がでそうだ。水卜アナが総合司会を務める同局系「ZIP!」(月~金曜午前5時50分)が始まる前の深夜帯に中継したNHKで大暴れして日本の朝にバトンをつないだ。あだ名の浸透について「そうやってキャラができるというのはうれしいです」と満面の笑みで答えた。「世界のミトちゃん」へスター街道を駆け上がる。