【パリ=松本航】日本勢がメダルに届かなかった。

初出場の花車優(24=イトマン東進)は2分8秒79の5位。前半の100メートルはプランの1分1秒台に届かない1分2秒20。強みのスタミナを生かし、残り50メートルに懸ける想定通りにはいかず「悔しいのが第一の感想。でもこの舞台で緊張して固まったり、何となく終わったことはなく、今日の全てを出し切れたのはスッキリしました」と自己評価した。

元世界記録保持者の渡辺一平(27=トヨタ自動車)は、2分8秒83の6位となった。50、100メートルと7番手。手応えを感じるシーズンを過ごしていただけに「『水泳って難しい』の一言です。27歳で少し“水泳玄人”かなと思っていたのですが、全然“赤子”同様でした」と悔しさをにじませた。

金メダルは2分5秒85の五輪新記録を樹立した、地元フランスのレオン・マルシャン(22)となった。マルシャンは約2時間前の200メートルバタフライでも、五輪新記録1分51秒21で金メダル。花車は「マルシャンのタイムを見て(渡辺と)2人で『速いな』という話をした。2人ともベスト(記録)であればメダルに絡んでいますし、悔しいです」と大舞台に合わせる難しさをかみしめた。