リオ五輪開幕を目前に控え、リオデジャネイロで最も有名な観光地であるコルコバードの丘を、再び訪れてみた。

 土産品店など施設が改善され、7月28日に報道陣に公開、同30日から一般客の利用が始まっている。

 観光スポットとして、大会期間中も多くの観光客でにぎわいそうだが、驚いたことに、五輪に出場する代表選手が早速、訪れていた。ドーピング問題で揺れたロシア選手団やグルジア選手団が、笑顔で写真を取り合って、リフレッシュしていた。

 撮影スポットのキリスト像は、ブラジル独立100周年を記念して1931年に完成した、高さ39・6メートル(台座が9・5メートル)の石像。標高710メートルの丘の上に立っており、リオデジャネイロの街を見渡す絶景が人気になっている。選手も観光客も続々と現地入りし、盛り上がりを感じ取れた時間だった。