リオデジャネイロ五輪閉会式で21日夜(日本時間22日午前)に行われた次期開催都市のプレゼンテーションで、安倍晋三首相(61)が人気ゲームキャラ「スーパーマリオ」の姿で登場するサプライズ演出が行われた。

 丸川珠代五輪相は22日の会見で、安倍首相がスーパーマリオに扮(ふん)して登場したことについて、「全く知らなかった。まさかマリオになるとは」と驚いた。そして「『安倍“マリオ”晋三』と、ミドルネームをマリオにすれば、世界中の方にもすぐに分かっていただけると思う」と指摘。世界の大舞台でマリオに変身したことが今後、首相の知名度アップにつながるとの見方を示した。閉会式は自宅で4歳の長男とテレビ観戦したといい「すばらしい五輪旗の引き継ぎも見させていただいた。いよいよ次は東京だと身震いした」と、気を引き締めた。