五輪4連覇を逃したレスリング女子53キロ級の吉田沙保里(33)が24日、リオデジャネイロから羽田空港に帰国した。直後に都内のホテルで行われたメダリスト会見で今後の去就について聞かれると「帰ってきたばかり。これからのことはゆっくり考えたい」と話すにとどめた。

 選手団の主将を務めながら、金メダルを取れなかったことについては「主将だから金メダルを必ず取らなきゃいけないという訳ではないが、とても残念でした」。その一方で「過去最多メダルで、主将としてうれしく思う。リオでの感動を2020年の東京で再現できるようにしたい」と4年後の盛り上がりを期待した。