世界ランク1位の高橋礼華(26)、松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)組が、日本バドミントン界に初の金メダルをもたらした。同6位のリターユヒル、ペデルセン組(デンマーク)に2-1で大逆転勝利を飾った。

 松友と契約を結ぶスポーツメーカーのウィルソンには、決勝前から松友が使用するラケット「FIERCE

 CX9000J」(2万2000円)の購入希望が多く、金メダル獲得から一夜明けた19日、同社から在庫がなくなったという。関係者は「メダル獲得を予想して、在庫をキープしているお店はあるかも知れませんが、増産しないといけない。工場がどこまで対応できるか。いつ渡せるか、お約束もできない」と、うれしい悲鳴を上げた。松友の金メダル獲得を受けて、この日はさらに問い合わせが殺到。“松友ラケット”の購入希望に加え、グリップやガットの張り方などの質問もあり、電話の対応に大わらわだった。