新型コロナウイルスの影響で1年延期となった東京五輪の男子サッカーは、ちょうど1年後の来年7月22日に幕を開ける。
出場選手の年齢制限は24歳以下(最大3人のオーバーエージ選手を除く)に決定。今年開催ならば当落線上もしくはノーマークだった若手が、交代枠が5人に増加したJリーグで出場機会を得て、1年間で急成長する可能性は十分にある。日刊スポーツではJ1担当記者が「イチ押し選手」を推薦。18人の狭き門を巡る競争に割って入ってくる新星候補が、この中から誕生するか-。
◆代表選考 五輪本番だけを指揮する日本代表の森保監督は「A代表の力を持った選手」を選考ポイントに挙げる。現状ではMF久保建英、MF堂安律、DF冨安健洋らは最有力。3人までのオーバーエージについては今年の開催なら起用する構想を持っていたが、延期により「(五輪世代の)選手たちがレベルアップしていくと思う。1年でかなり状況が変わると思うので」と方針を変更。ひとまず白紙に戻し、実戦経験を積んで急成長を遂げる国内組の登場にも期待していく。
◆森保五輪代表全招集リスト◆
【GK】
小島亨介(23=新潟)16試合0得点
オビ・パウ(20=広島)7試合0得点
山口瑠伊(22=エストレマドゥラ)6試合0得点
波多野豪(22=東京)3試合0得点
谷晃生(19=湘南)1試合0得点
滝本晴彦(23=柏)0試合0得点
阿部航斗(22=新潟)0試合0得点
小久保玲央ブライアン(19=ベンフィカ)0試合0得点
【DF】
立田悠悟(22=清水)25試合1得点
杉岡大暉(21=鹿島)21試合0得点
板倉滉(23=フローニンゲン)17試合4得点
中山雄太(23=ズウォレ)15試合4得点
大南拓磨(22=柏)14試合1得点
初瀬亮(23=神戸)12試合0得点
原輝綺(21=鳥栖)12試合0得点
橋岡大樹(21=浦和)11試合0得点
藤谷壮(22=神戸)10試合0得点
岡崎慎(21=清水)10試合0得点
椎橋慧也(23=仙台)7試合1得点
岩田智輝(23=大分)6試合0得点
町田浩樹(22=鹿島)6試合1得点
庄司朋乃也(22=C大阪)4試合0得点
古賀太陽(21=柏)4試合0得点
冨安健洋(21=ボローニャ)4試合0得点
渡辺剛(23=東京)3試合0得点
舩木翔(22=磐田)3試合0得点
岡野洵(22=千葉)2試合0得点
麻田将吾(22=京都)2試合0得点
アピアタウィア久(21=仙台)2試合0得点
瀬古歩夢(20=C大阪)2試合0得点
柳貴博(22=仙台)1試合1得点
小林友希(20=横浜FC)1試合0得点
【MF】
松本泰志(21=広島)26試合0得点
岩崎悠人(22=湘南)22試合9得点
三好康児(23=アントワープ)20試合4得点
旗手怜央(22=川崎F)20試合8得点
長沼洋一(23=愛媛)19試合2得点
遠藤渓太(22=横浜)19試合1得点
神谷優太(23=柏)15試合2得点
三笘薫(23=川崎F)13試合4得点
伊藤達哉(23=シントトロイデン)10試合0得点
森島司(23=広島)9試合0得点
菅大輝(21=札幌)9試合0得点
田中碧(21=川崎F)9試合2得点
井上潮音(22=東京V)8試合1得点
渡辺皓太(21=横浜)8試合0得点
田中駿汰(23=札幌)7試合0得点
相馬勇紀(23=名古屋)6試合2得点
高宇洋(22=山口)6試合0得点
針谷岳晃(21=磐田)6試合0得点
久保建英(19=マジョルカ)6試合2得点
浦田樹(23=ゾリャ・ルハーシンク)5試合0得点
食野亮太郎(22=ハーツ)5試合1得点
斉藤未月(21=湘南)5試合0得点
高木彰人(22=松本)4試合0得点
坂井大将(23=鳥取)3試合0得点
宮崎幾笑(22=東京)3試合0得点
安部裕葵(21=バルセロナB)3試合1得点
伊藤洋輝(21=磐田)3試合0得点
松岡大起(19=鳥栖)3試合0得点
平戸太貴(23=町田)2試合0得点
川井歩(20=山口)2試合0得点
菅原由勢(20=AZ)2試合0得点
堂安律(22=PSV)1試合0得点
鈴木冬一(20=湘南)1試合0得点
東俊希(20=広島)1試合1得点
市丸瑞希(23=G大阪)0試合0得点
福田湧矢(21=G大阪)0試合0得点
【FW】
上田綺世(21=鹿島)27試合15得点
小川航基(22=磐田)15試合6得点
前田大然(22=マリティモ)14試合9得点
田川亨介(21=東京)10試合2得点
小松蓮(21=山口)6試合1得点
中村敬斗(19=シントトロイデン)2試合0得点
一美和成(22=横浜FC)1試合1得点
※招集発表後の不参加含む。位置はJリーグの登録と異なるケースあり。所属は現在(特別指定含む)および直近の在籍チーム