バレーボール女子代表の18人が19日にオンライン会見に臨み、東京オリンピック(五輪)に向けた意気込みをボードに書いて発表した。新型コロナウイルスの影響で1年延期となった本大会でメダル獲得に向けた強い決意が相次いだ。選手達のコメント抜粋は以下の通り(選手名、「今季の目標」、決意表明)

◆荒木絵里香(36=トヨタ車体) 「限界突破」 日々限界突破して進化できるように全力で取り組みたい。ミドルとしてしっかりとやることを全うしたい。

◆黒後愛(22=東レ) 「強い心」 良くも悪くも心は見えないものなので、強い心で戦い抜く。

◆古賀紗理那(24=NEC) 「東京オリンピックのメダル獲得」 去年は1試合もなくて試せる機会がなかったんですが、積み上げたものを出し切って東京オリンピックにつなげたい。

◆島村春世(29=NEC) 「限界を超える」 前回は金メダルという目標でしたが5位。その悔しさをかみしめて、限界を超える。再び選んでいただいたのは感謝と素直にうれしいです。コートの幅いっぱい駆けめぐりたい。

◆長岡望悠(29=久光) 「やりきる」 今年の目標のメダル獲得に向けてやりきる。世界と戦う意味でもやり抜く。ずっと代わらずに応援しているファンの皆様に自分らしい姿を見せたい。

◆石井優希(29=久光) 「思いをプレーで魅せる」 支えてもらった人への恩返しも含めてプレーと結果で魅せたい。コロナで賛否がある中で、世界中を明るくする。

◆石川真佑(20=東レ) 「完全燃焼」 オリンピックでメダル獲得をするために、自分の力が出し切れるようにしたい。私たちのプレーを観て、バレーの楽しさや魅力を発信できるようにしたい。

◆田代佳奈美(30=デンソー) 「表彰台」 メダル獲得に向けてセッターとして安定したプレーと、トスだけではなく守備の所でも貢献したい。

◆芥川愛加(30=JT) 「夢を叶える」 オリンピックでメダルを取るためにここまで頑張ってきた。今までの力を全て出してチームに貢献したい。長年の夢を叶えるところを、ファンの皆様にお見せしたい。

◆鍋谷友理枝(27=デンソー) 「出し切る」 いろいろなことが求められる中、チームに貢献して頑張っていきたい。いろいろなツールを通して皆さんの応援は届いています。

◆奥村麻依(30=デンソー) 「超越」 今までの自分を超えて、挑戦していきたい。私たちのプレーを観て今を乗り越えて、少しでも前に向けるよう後押しがしたい。

◆小幡真子(28=JT) 「自分自身に挑戦」 苦手なところも良い部分もたくさん挑戦したい。

◆井上琴絵(31=デンソー) 「夢を現実に全ての経験を生かしてつかみとる」 良いときも悪いときもありましたが、海外の経験を出し切ってメダル獲得に向けて貢献したい。

◆東谷玲衣奈(21=デンソー) 「脱皮」 2度目の選出ではありますが、前回はけがで帰ってしまったので、ほぼ初めての代表です。世界で戦うよりも今はみんなについていくのが精一杯ですが、チームにしっかりと貢献したいです。

◆山田二千華(21=NEC) 「吸収」 日本で開催されるオリンピックでたくさんのことを吸収していきたい。オフェンスやディフェンス面で存在感あるミドルのプレーを見せたい。

◆関菜々巳(21=東レ) 「過去の自分に超える」 現状に満足しない。ミドルを生かしたトスでチームに貢献したい。

◆林琴奈(21=JT) 「自信と勇気」 日本バレーの粘り強さを見せられるようチームに貢献したい。力強い海外選手のスパイクやサーブを一本でも取れるようにしたい。

◆籾井あき(20=JT) 「精一杯」 今自分にできることを精一杯出す。身長176センチあり高い位置でのトスアップが強みなので、そういうところを意識したい。さまざまな所を吸収してチームに貢献したいです。