【サカバカトーク】W杯展望 メッシとエムバペの違いで優勝候補フランス崩壊?/後編

今宵も酒場でサカバカおやじたちのサッカー談議に花が咲く。6月11日(日本時間12日)に開幕するワールドカップ(W杯)を占うサカバカトークの2回目。日刊スポーツ記者の佐藤隆志と、森保ジャパンに鋭く切り込むフリーライター佐藤景の「W佐藤」が、日本代表の戦いぶりや世界のスーパースターがそろう有力国まで、独自の視点から語らいました。優勝国はどこ? 日本はどうなる? さまざまなホット情報をちりばめながら、ビール片手の熱いトークをご堪能ください。

サッカー

◆佐藤隆志(さとう・たかし)森保世代の1968年(昭43)生まれ、徳島県出身。91年、日刊スポーツ新聞社に入社。少年時代に読売クラブの与那城ジョージのプレーに魅了され、同じくヒゲをはやしたバルデラマ(コロンビア)のトリッキーなプレーにハートをわしづかみにされる。フリット(オランダ)は憧れの偉人。好きすぎて入社後に髪形をまねたところ「ドレッド」との愛称を付けられた。2010年W杯南アフリカ大会を開幕戦から決勝まで取材。デスク業務を経て、森保ジャパンは24年3月のアジア2次予選から取材中。32年前の94年W杯アメリカ大会も現地観戦している。コラム「サカバカ日誌」も書いてます。


◆佐藤景(さとう・けい)1971年(昭46)生まれ、北海道出身。大学卒業後、株式会社ベースボール・マガジン社入社。ワールドサッカーマガジン、サッカーマガジン編集長を歴任し、2022年7月に退社。現在はフリーランスとして活動し、日本代表、Jリーグのほか、スポーツを中心に取材中。第2次森保ジャパンはアジア最終予選のホーム&アウェー、3月の英国遠征も含めすべての試合を現地で取材し続けている。学生時代に日刊スポーツでバイトした経験を持ち「サカバカ」佐藤記者とは当時、草サッカーでパス交換した間柄。近著は「ミシャ自伝」(ベースボール・マガジン社)

日本対アイスランド 試合後、サポーターへハートを作る森保一監督=5月31日

日本対アイスランド 試合後、サポーターへハートを作る森保一監督=5月31日

日々、誰もが気軽に楽しむビールはスポーツ観戦に欠かせない。

世界のスポーツ文化の一部となっている。

世界主要国のビール消費量ランキングなるものがある。キリンホールディングスが発表している「24年版」を拝借すると、日本は世界で11番目なのだという。

人口に比例するのだろう。1位は中国、2位はアメリカ、3位はブラジル、4位はメキシコ、5位はロシア、6位にドイツという順だ。

W杯イヤーの26年はビールの消費量は高まるだろう。森保ジャパンが躍進すれば、その分、全国のサッカーファンは勝利の美酒に酔うに違いない。そう願いつつ、ともに3杯目の生ビールを注文する。そしてW杯談義は過熱していく。

堅いチュニジアには3-1-4-2勝負

佐藤隆(T)こうして話をしていると、日本代表はなんかオランダに勝てる気がしてきた。俺はフェイエノールトでやっている上田に期待してる。オランダリーグ所属で相手国を知っているという意味では、間違いなく一番。国民性も含めて知っているから、まず立ち合い負けしない。もちろんゴールを決めてほしいという願いも込めて、上田がキーマンと挙げたい。

佐藤景(K)上田には1点を取ってもらって、その後は小川とか塩貝とかで相手を抑えながら、もう1点を守りにかかる。もう今はエースが最後まで試合に出るというサッカーじゃないし。

Kオランダ戦に勝利すれば、次の相手はチュニジア。チュニジアは監督がトラベルシ監督からラムシ監督に代わって、3月の2試合は4バックでやっていた。だけど基本5バックで守るチームの特徴は維持されると予想している。チュニジアは予選で全然(点を)取られてない(アフリカ予選10試合で9勝1分け、22得点0失点)。ガチガチの守りが強いって自信を持っている。ではそのチームを崩そうってなった時に、日本は3月のスコットランド戦で終盤に試した3-1-4-2の陣形で攻撃を仕掛けると思う。

Tいわゆるアタッカーを前に集めるファイヤーフォーメーションだな。

K森保さんからしたら、点を取るために前に人数をかけるパワープレーと同じ。スコットランド戦は3-1-4-2の「1」に入ったのは鎌田だった。このフォーメーションでは以前に、昨年9月のメキシコ戦の後半や、10月のパラグアイ戦の後半にもやっていて、攻めて点を取りたい時のフォーメーションとして選手たちの頭には刷り込まれている。スコットランド戦の前の数日の練習の中に、その時の攻める映像は見せたらしい。だからこれをやるってなった時に、スムーズにこういう配置になってくれよっていうことをミーティングで共有していた。スコットランドって守るチームだって聞いて、そうやって展開になった時に点取りにいくテストをもう1回やろうっていう腹積もりがあったはず。そこでしっかり点も取れて成果として得られた。ならチュニジア戦も大丈夫だよね、いざとなっても俺たちにはあれがあると自信が持てた。だから前回W杯のコスタリカ戦(0-1敗戦)みたいなことは俺たちにはもうない、いくつも手がある。0-0で行っても焦る必要ない、カウンターを恐れるな。俺たちは点取れる力ついているんだっていうことが確認できた。だから仮想オランダのイングランド戦、仮想チュニジアのスコットランド戦と1-0の勝利を収め、W杯2戦目までの準備はできているんだと思った。

3月28日、日本対スコットランド 後半、先制ゴールを決めた伊東(中央)を祝福する鎌田ら

3月28日、日本対スコットランド 後半、先制ゴールを決めた伊東(中央)を祝福する鎌田ら

ラウンド32突破ならベスト4ある?

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スポーツ

佐藤隆志Takashi Sato

Tokushima

1968年(昭43)生まれ、徳島県出身。91年入社。
希望したスポーツ部に在籍し、2010年サッカーW杯南アフリカ大会、12年ロンドン五輪など取材。デスクを経て現場に戻り、再び大好きなサッカーを取材、執筆しています。
少年時代に読売クラブのジョージ与那城のプレーに魅了され、同じくヒゲをはやしたバルデラマ(コロンビア)のトリッキーなプレーにハートをわしづかみにされる。フリット(オランダ)は憧れの偉人。好きすぎて入社後に髪型をまねたところ「ドレッド」と呼ばれたのは懐かしい思い出です。
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