理不尽に殺処分される猫を救う女子ボートレーサー

<公営競技担当・神田成史>

7月丸亀のヴィーナスシリーズで、選手ヘルメットにavet(エイベット)と記されたシールが貼られていた。avetは年間3万頭以上の猫が殺処分されている事象を見据えて、里親探しやTNR活動(野良猫をつかまえて避妊、去勢手術して放す)などを行っている団体だ。

「avet」の活動に賛同する女子レーサー
「avet」の活動に賛同する女子レーサー

「経済的な事情が許せば獣医師さんになりたかった」と話す動物好きの池田明美や、動物愛護のイベント活動を積極的に行う加藤綾らが中心となり、賛同する選手に貼ってもらっている。池田は「身勝手な人間のペット放置等で増えた猫たちが何頭も殺されてる話を聞いて、いても立ってもいられなくなった」と活動の啓発に立ち上がった。命を落とす動物たちの姿はウイルスや自然災害に苦しむ現況とも重なる。avetの活動も制御できない存在(動物)と共存共栄する道を探っているからだ。

選手のヘルメットに貼られた「avet」のシール
選手のヘルメットに貼られた「avet」のシール

5日から、多摩川で開幕するプレミアムG1「レディースチャンピオン」に出場する女子レーサーたち。厳しい勝負の世界とは別に、理不尽に殺されている猫たちに心を痛め、救いたいと願う優しい心持ちに、ファンならずとも応援したくなる。詳細はavetのホームページまで。

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