参院選、大阪選挙区では、維新の佐々木りえ氏がトップ当選となった。夫は中野次郎。レースで戦いながら、妻を支え育児に奮闘。今回は、唯一の「妻は国会議員」レーサーの日常を紹介する。
2人の結婚は13年4月。佐々木氏は12年の衆院選で落選。結婚直後の東京都議選も落選。15年、大阪市議に当選。これを機に、東京支部の中野は大阪に転居。妻は10年、大阪市議を務め、参院選で当選した。
結婚の条件は「政治活動を理解してくれること」。住之江公園駅で、辻立ちする妻の横で旗を持つ中野に遭遇したことがある。オフは妻のサポートと育児。選挙期間中は多忙を極めた。「僕も大阪全体を回った。ビラ配りや旗持ちです。本当に暑くて大変でした」。
中野には10歳の娘が2人。妻が忙しい時は中野が世話をする。妻の後援会もサポートしてくれる。ただ大阪市議と国会議員は違う。「主夫」の選択肢も頭をよぎった。「そういう話もしました。許されるなら、僕があっせんを減らす形になるのかな。本人は大阪から東京に通うつもり。サポートしたいです」。
中野は妻が落選しても応援を続けた。一方、本業で結果を出した。結婚後、SG優出4回。G1優勝1回。夫婦で誠実に仕事に取り組み、シナジー効果が生まれる。「妻も子どももすごく応援してくれる」。娘はホームステイで海外にいても「パパ、ママ、頑張ってね」と動画が届く。
「子育てって大変。妻には子育て支援を頑張ってほしい」。全国のママさんを思いやる言葉に人柄がにじみ出る。互いを尊敬し、成功を願う。子どもは両親の仕事を応援。素直にいい家族だなと感じた。























