競輪、楽しんでいますか?
21日、青森ミッドナイトG3が終了し、青野将大がG3初優勝を飾った(同時に行われたガールズは柳原真緒が完全V)。おめでとう!
東日本の競輪場としては初開催となったミッドG3。もう何年もミッド取材に携わってきた私も、G3となると初めての経験だった。開催前「どんな雰囲気になるのか?」「選手はどう受け止め、どう対処するのか?」「あれこれ文句は出ないのか?」など少々不安に感じていたが、それは全くの杞憂(きゆう)だった。
シリーズ最年長で決勝進出した山口富生の「ナイターの延長のような感じで、それほど(ミッドの)影響は感じなかった」というコメントに代表されるように、「ミッドだから…」という不満や言い訳のようなものは、ほとんど聞かれなかった。与えられた条件でベストを尽くす。S級S班こそ不在ながら、さすが輪界上位の選手たちだと、あらためて感じた次第だ。
ミッドは競走得点順に1→7番に組まれるので、どうしてもボートレースのように内枠から人気になり、結果もその通りになることが多い。それはそれでミッドの意義があり、今まで競輪に無縁だった人を、ライト層のファンとして取り込んだ功績は大きい。(余談だが、私の行きつけの飲み屋の常連で、ミッドで初めて競輪と出会い、今やライト層からヘビー層に急成長? したファンが何人もいる)。
そんなミッドを取材してきたからこそかもしれないが、今回は面白かった。2分戦が多い普段のミッドに対して、3分戦が多かったこともあり、通常より単調なレースが少なかった。当然「1番から買っていればだいたい的中」というほど甘くはなく、当たり前といえば当たり前ながら「S級上位同士の戦いは違う」と思わされた。
制度やらルールやらで、こんなことを書いても実現はしないだろうが、G3なら年に1度ぐらいはミッドでもファンをスタンドに入れてはどうか、と思ったりもする。それほどバリエーションと波乱に富み、スマホやパソコンだけで観戦するのはもったいない開催だった。
ロートル・ミッド記者の戯れ言ですが。【栗田文人】

























