ガールズ116期の吉岡詩織(25=広島)はメンバーに目を通すと「マジで? 濃いですね」と苦笑いした。

児玉碧衣、山原さくら、中川諒子、内村舞織ら、決勝と言われても不思議ない構成だ。それでも「初日が決勝だと思って、思い切っていきます」と気合を入れ直した。

今開催は広島市営のミッドナイト開催ながら、広島の選手は吉岡と古川大輔と2人だけとなった。「3日間バックを取るような競走で、いつも通り頑張ります」。

この日は先日の全プロ記念SPR賞を制した松浦悠士の200勝Tシャツを着て検車場に姿を見せた。賞金トップをひた走る同郷の先輩に勢いをもらって、まずは2Rで主導権を奪う。