ベテラン梶応弘樹(55=愛媛)が地元で貫禄の1勝を挙げた。

予選6Rは、先行する板崎佑矢の番手で友永龍介の2角まくりをブロック。直線でシャープに差し切った。「半年前に股関節の手術をして、復帰後は付いていくだけだった。今は勝っても負けても一生懸命踏むだけ。ここに来てようやく前に踏み込めるようになった」と満足そう。

92年G1全日本選抜を制した実力者は、まだまだ健在だ。