ゴール前の大激戦の末、郡司浩平(29=神奈川)と新山響平(26=青森)の同着優勝となった。2角まくった郡司は昨年8月の小田原以来7回目、打鐘から逃げ切った新山は同9月の青森以来4回目のG3優勝。なお、G3の同着Vは、11年8月の富山(成田和也と五十嵐力)以来8年7カ月ぶり。

打鐘から勢い良く飛び出した新山が、番手佐藤慎太郎の巧援護もあって快調に飛ばした。1着ゴールかと思われたが、2角鋭くまくった郡司が大外を強襲。写真判定の結果、同着となった。3着は佐藤だった。

郡司は「前走(静岡G3)で悔しい思いをしたので、しっかりと取りにいった。S班で勝ててホッとしているし、次のウィナーズC(福井)でも優勝を狙いたい」。新山も「ペースで駆けることができた。同着優勝は複雑だけど、プラスに考えて、ウィナーズCで優勝を目指したい」と、次走のG2に向けて闘志を燃やした。

2車単(5)(9)2780円、(9)(5)5160円。3連単(5)(9)(1)7730円、(9)(5)(1)1万3250円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)