山内卓也(38=愛知)が遅まきながらシリーズ初勝利を挙げた。

 2日間は目標にした選手と共倒れに終わっていたが、3日目8Rは逃げた窓場千加頼の番手から楽々と抜け出した。今年1月、いわき平G3以来の勝ち星に「窓場君を残せず悪かったけど、最近は番手でも勝てないことが多かったから今日は確実に勝ちにいった」と満足そうに話した。最近の不振で寛仁親王牌、オールスターとG1の出場権を逃していたが「また、点数を上げてG1に復帰できるよう、最終日もやりますよ」と健闘を誓った。