下岡優季(26=愛知)が無傷の2連勝で決勝に進んだ。

 準決5Rは余裕の1着だった。じっくり6番手に構え、大外をまくり切った。「完璧、完璧」。レース後は思わず声が弾んだ。「フレームが最高です!」。国際競輪で来日したドミトリエフから譲り受けた“逸品”が潜在能力を爆発させた。1、2班戦ではまだ優勝がなく、今回は絶好機。直前に約700万円の車を購入し、モチベーションを高めた成果をいきなり出すか。