松尾啓史(38=山陽)が連続優勝に王手をかけた。

 準決5Rは7番手から追い上げ、3周3角で先に抜け出した新井裕貴をさばいて勝負を決めた。「前節飯塚で優勝したときのタイヤに換えて感触が良かった。雨は外コースが利くといい」。

 エンジン的に少し重さが気になり、晴れはヘッド周りを微調整する。雨は前節飯塚の準決で2着したときの雨セットに戻す。跳ねを直して機力好調の松尾が、優勝候補の主役に躍り出た。