南関の先導役大関祐也(23=千葉)が、初のS級を見据えて積極策に出る。すでに来期のS級昇級が決定済み。「デビューから2年半でS級は自分の中では順調だと思います。最近は初日特選でも1着が取れるようになってきたので」と照れくさそうに笑っていた。新山響平、吉田拓矢ら同期の“両横綱”とは対照的に大関は1歩ずつ、確実にステップアップしてきた。

 7日には南関地区プロで4キロチームパーシュートに参戦。表彰台は逃したものの「(長い距離を踏んだので)地足がついているはず。いい練習もできたし先行基本で」とニヤリ。地元の吉原友彦を連れて主導権取りに動く。