特選7Rで井上昌己(38=長崎)と山田英明(34=佐賀)の九州コンビがワンツーを決めた。

 レースは打鐘前から渡辺雄太、竹内雄作が主導権争い。引いて8番手に構えた山田は最終ホームから井上を連れてスパート。山田が3コーナーでまくり切ると巧追した井上が最後は伸びて1着となった。

 山田は「(やり合う)展開は読めていたし、あそこで仕掛け切れないようじゃだめでしょう。井上さんと決められて良かった」と会心の走りに笑顔。

 2日目から連勝の井上は「ヒデ(山田)が抜群のタイミングで行ってくれた。自分も渡辺(雄太)をツケマイしながら余裕で回れた。感触いいっすね。佐世保記念(12月)まで、もうひと足仕上げます」と上機嫌だった。