地元のSS班三谷竜生(30=奈良)が豪快まくりで地元G3初Vを飾った(G3通算では今月高松以来2度目)。地元勢の優勝は05年大井啓世以来、13年ぶり。

 レースは残り3周からめまぐるしく動いた。武田豊樹-河野通孝が三谷竜-三谷将太-稲垣裕之を押さえると、永井清史-香川雄介がたたいて残り2周。今度は後方の早坂秀悟が竹内智彦を連れての一気カマシで、打鐘前には先行態勢に入った。5番手の武田がすかさず反撃したが、番手竹内の横で失速。隊列が短くなった1角から三谷竜が仕掛けると、後ろの2人を連れて豪快にまくり切った。2着に兄将太、3着に稲垣が入って近畿勢で上位を独占した。

 勝った三谷竜は「厳しいメンバーの中、兄弟でワンツーができてうれしい。これからはG1やグランプリを目指してやっていきたい」と話し、表彰式では兄将太とともに、ファンの声援に笑顔で応えていた。【杉森洋一】