32期の鈴木宏和(32=浜松)は、今月行われたG1スピード王決定戦の優勝戦で逃げて3着に粘り成長を印象づけた。

苦手の湿走路になった前走以外の直近10戦は、5勝してオール3着以内と安定感が際立っている。「残り2周で滑りだすのが気になる。リングを交換する」。オート界屈指のスタート力に加えて操縦テクニックの進境が見られ、一線級の仲間入りを果たすのは時間の問題だ。

初日5Rは速攻を決めて7車をさばき切る。