梅原大治(42=静岡)が激戦をしのいで2場所連続の決勝進出を決めた。

準決8Rは前が不発に終わったが、俊敏に内に潜り込むと、直線で空いたコースを一気に突き抜けた。「暖かくなってきて体が動くようになった。頭も回っているし、とりあえず“絶好調”と言っておきましょう」と口も滑らか。前場所後に背中を痛めて今回は約1カ月ぶりの実戦だったが、ブランクは感じられない。決勝は吉原友彦の番手。再び展開がもつれるようなら、11年11月伊東以来約7年半ぶりのVも夢ではない。