直前の川口G1開設記念では悔しい準優勝に終わった加賀谷建明(41=川口)が、初日9Rを圧勝。セミファイナルへと駒を進めた。

3秒28と断然の試走タイムをたたき出し、レースでもスピードを生かした攻めで上がり3秒380をマークした。「跳ねはないんですけど、ちょっと滑りました。エンジンは余裕があって良さそうですね」と、マシン自体は前回に引き続き問題なさそう。

となると、あとはタイヤ選びだ。「フロントタイヤはあるけど、リア(タイヤ)がね。できれば2日目、最終日と同じタイヤで行きたいから…」慎重に当たりつけをして、レースで使うものを選んでいく腹づもり。準決10Rは前回の地元G1に続く連続優出を狙って、持ち味の快速をフルに発揮する。