松谷秀幸(37=神奈川)が特選9Rで、野口裕史の番手を死守して2着に入った。これで6ポイントを獲得。準決を大きく手繰り寄せた。

芦沢大輔も野口マークを主張。松谷は同じ南関の山中秀将の番手を回ることもできたが「すんなり回すわけにはいかない」と競りを受けて立った。

レースでは外競りの芦沢が遅れたことで、激しいマーク争いにはならなかった。それだけに松谷は「野口君が強かった。ずっと伸びていく感じで抜ける気がしなかった」と悔しそう。とはいえ“番手師”芦沢との競りを受けて立ったことで、番手選手としての評価は上がった。

予2は染谷幸喜を目標にする。今度は差して、スッキリと準決行きを決めたい。