ご当地のフレッシュルーキー山口広樹(26=福岡)が、地元で初の準優入りを決めた。

勝負駆けの1R、2コースから冷静に差し抜いて1着とし、得点率を6・75まで押し上げた。「2コースから1着取ったのは初めてです」とうれしそうに話した。

最近は伸び仕様の調整も多く見られたが、今節はレース足重視に仕上げている。「直線はスタートをちゃんといけば、伸びられることはない。ターンでかかって前に押してくれる」。準優は昨年3月平和島、同7月尼崎、先月住之江と過去3度経験しているが、いずれも6枠。今回は初めての5枠。しかも地元戦だけに、気持ちを込めて攻めるつもりだ。