予2・7Rで河内桜雪が3着に入り、今年4度目の決勝を決めた。身長156センチと小柄な河内にとって、風速4メートルの強風も壁として立ちはだかった。その対策として、群馬の先輩から「後ろにいたら勝負にならない、初手から絶対に前を取れ!」とアドバイスを受けた。6番車の河内はそれに従い、必死に初手からSを取った。

レースは、打鐘過ぎから4番手の山原さくらが仕掛けた。それと同時に自らも発進し、見事に番手を取り切って「神様が味方してくれました」。そこから必死に追走。「あとは(まくってくる)太田(りゆ)さんが誰も連れてこないことを祈っていました」。その願い通り、太田は単独で飛んできた。結果、山原が2着に残り、河内は3着。それでも2着の山原に1/2車輪差まで詰め寄ったのだから、状態は仕上がっている。

予1の4着からの勝負駆けを制した河内は、「思い描いた展開通り」と、安堵(あんど)の表情を浮かべていた。