9月に開幕する18年W杯ロシア大会アジア最終予選の組み合わせ抽選会が12日、マレーシア・クアラルンプールで行われ、FIFAランク57位の日本はB組でオーストラリア、サウジアラビア、UAE、イラク、タイと同組になった。

 日本と同組の通算成績など以下の通り。

<オーストラリア(FIFAランク50位)日本の8勝8分7敗>

 日本にとっては過去W杯予選で未勝利の難敵。また06年W杯ドイツ大会1次リーグでは逆転負けした苦い経験も…。今大会2次予選でも天敵とも言える36歳のFWケーヒルが元気に得点を重ねている。

<サウジアラビア(FIFAランク60位)日本の7勝1分3敗>

 日本が優勝した11年1月のアジア杯1次リーグ以降対戦がない。この時は5-0で圧勝も、W杯予選での対戦はドローに終わった過去1度しかない。

<UAE(FIFAランク68位)日本の5勝8分2敗>

 昨年1月のアジア杯準々決勝で日本がPK戦で屈した相手だが、記録上は引き分け扱い。日本にとっては、最近10年及びW杯予選で負けなしと好相性。

<イラク(FIFAランク105位)日本の6勝2分3敗>

 昨年6月に親善行われた親善試合では4-0とハリルジャパンが快勝している。

<タイ(FIFAランク119位)日本の14勝4分2敗>

 08年以降日本とは対戦なし。最後に対戦した08年6月のW杯予選は日本が3-0で勝利した。

 ◆W杯ロシア大会への道 アジアに与えられたW杯出場枠は4・5。最終予選は12チームを2組に分けホームアンドアウェーで実施し、各組上位2位までの計4チームが出場権を獲得する。3位同士が対戦するアジアプレーオフの勝者が、北中米カリブ海との大陸間プレーオフに回り、勝てば出場権を得る。