トゥーロン国際(フランス)に出場中のU-23(23歳以下)日本代表が22日、トゥーロン市内で練習を行い、MF南野拓実(21=ザルツブルク)が合流した。

 19日のオーストリア杯決勝アドミラ戦(5-0)に出場後、21日夜に到着。3季連続のリーグ戦とカップ戦の2冠に貢献し「1年間、フルで試合にも絡めたし、充実したシーズンでした」と振り返った。リーグ戦では初の2ケタ得点をマーク。「最低限のノルマだったので、満足はしていいけど、1つの自信にはなる」と話した。

 診断は出ていないが、不在だったパラグアイ戦で親友のDF岩波とDF亀川が負傷した。「宿舎で会って話しました。残念だけど、何もなければいいな」と軽傷を願いつつ、自らについて「オーストリアのシーズンは終わったけど、個人的にはトゥーロン国際までシーズンだと思っている」と気持ちを切らさなかった。

 23日の第2戦ポルトガル戦に出られるか聞かれると、頼もしく即答。「ヨーロッパなので時差もないですし、コンディションもいいので頭から(先発)でもいけます」と、いきなりの先発出場に意欲を示した。