左膝裏痛で離脱している日本代表のFW本田圭佑(29=ACミラン)が1日、故障後初めて報道陣の取材に対応した。2日ぶりにグラウンドに姿を見せ、別メニューでリハビリに専念。

 キリン杯初戦となる3日ブルガリア戦の欠場は決まっており、本田は「まだ痛みがある。2戦目(7日)も断言はできないが、治り方次第になると思います。筋肉系のケガは(足が)速い選手がなると思っていたんですけどね。ただ、ケガをする度に思うのは、いい機会。ボールを触ることができない時にこそ、左右のバランスだとか、自分の筋肉の状態を見ることができる。来季に向けて、ですよね」と前向きにとらえた。

 さらに、ハリルホジッチ監督への信頼も口にした。「(代表は)ミランで要求されているものとは違う。ただ(ハリルホジッチ監督が)いい監督だと思うのは、限界を取っ払う役目を果たしてくれている。自分の限界を取っ払ってくれる人は、少ないんでね」と語った。