日本代表(FIFAランキング17位)に初招集されたMF松木玖生(23=サウサンプトン)が、デビュー戦で鮮やかな先制ゴールを決めた。森保ジャパンのW杯北中米大会後の再スタートとなったウルグアイ(同20位)戦に右ウィングバックで先発出場すると、前半11分に左足で強烈な一撃を決めた。来年1月7日開幕のアジア杯優勝を目標とするチームにあって、生きの良い新戦力がアピールに成功した。試合は終盤にFW塩貝健人(21=ウォルフスブルク)とFW上田綺世(28=リール)の得点で3-1で勝利した。
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FW塩貝が代表4戦目で待望の初ゴールを決めた。後半38分に途中出場し、左シャドーの位置で力強い仕掛けを繰り返した。単独突破からシュートには持ち込めずにいたが、果敢なチャレンジを続けた後の同追加タイム1分、ついにその時が訪れた。
MF伊東が左に出したボールをワンタッチでFW上田に預け、同時に縦に走って両手でラストパスを呼び込んだ。最後は上田からのボールを右足アウトサイドでコントロールし、そのままゴールへ流し込んだ。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でのオフサイドチェックに時間を要したが、無事ゴールが認められて待ち望んだ代表初得点。「あんまりよく覚えてないけど…まあ決められて良かった」。照れくさそうにしながらも「少ない時間だったけど、点を取って勝たせられたことは良かった」とうなずいた。
今年のW杯北中米大会では、決勝トーナメント1回戦のブラジル戦前に、印象を「ネイマール」と話し「昔は強かったけど、今はどうなんでしょうね」とコメントし、その言葉が独り歩きした。本来はブラジル代表全体の印象を口にしたものだったが、「ネイマールをからかった」「昔は強かった」という部分が強調されてしまった。
ブラジルに敗れた後には、FWクニャから「俺たちはW杯で5度優勝している」と叫ばれるなど、不本意な形で目立ち、W杯で得点という結果も残せなかった。
それだけにこの日、手にした結果は大きなものになる。「自分としてはちょっとうまくいかない時期が続いてたんで、ここでしっかり点取れて良かった。ここから止まらずに点を量産できるように頑張っていきたい」。W杯で一気に注目度を高め、仙台の地でも大きな歓声を浴びた21歳が、最高の形でリスタートを切った。【永田淳】


