大宮アルディージャが鹿島アントラーズに敗れ、クラブワーストの5連敗となった。

 昨季5位と躍進した原動力となった守備の意識を高めて臨んだが、後半34分、最終ラインからの攻撃の組み立てで痛恨のパスミスがあり、そこから失点した。この試合まで開幕4試合で得点がわずか1と決定力不足に陥っているチームには、1点をはね返す力は残っておらず、シュートもわずか4本で無得点で敗れた。

 当初、後半20分すぎに、FWの交代を予定し、FW清水慎太郎(24)が待機していたが、直後にGK加藤順大(32)が右足首を痛め交代。清水の投入は見送られた。渋谷洋樹監督(50)は「交代の遅れが失点につながった」と交代カードのタイミングが遅れたことを悔やんだ。守備に関しては「最後まで集中してやれていた。今後につながる」と話した。