セレッソ大阪は思いがけない形で決勝点を許し、公式戦12試合ぶりに黒星を喫した。

 後半12分。自陣ペナルティーエリア内のDF丸橋祐介(26)のクリアボールが、柏レイソルFWクリスティアーノ(30)に当たってゴールに吸い込まれた。想定外の失点に、MF清武弘嗣(27)が「あれはチームのとしての失点。攻撃チームが早めに(点を)取ってないから、ディフェンス陣に負担をかけた」と言えば、主将のFW柿谷曜一朗(27)も「これからも試合をしていれば、ああいうこともあると思う」とかばった。

 J1では3月4日浦和戦以来8試合ぶりの黒星で、ここまで4勝4分け2敗。MF山口蛍(26)は「連敗しないことが大事」と次節14日広島戦(金鳥スタ)に気持ちを切り替えていた。