昨季、無冠に終わったJ1鹿島アントラーズが9日、茨城県鹿嶋市内で始動し、8季ぶりに復帰した元日本代表DF内田篤人(29)も初日から合流した。

 約1時間半のフィジカルトレーニングを中心とした練習をこなして「ずっと帰ってきたかったチームですし、久しぶりにこのグラウンドで、アントラーズの一員として練習できるのはすごいうれしい」と感慨に浸りつつも「17歳から22歳までここでプレーさせてもらって、アントラーズのエンブレムを見るとやっぱり、やらなきゃなという気持ちになりました」と決意を口にした。

 長く右膝の故障に悩まされて、出場機会を求めて今夏、移籍したドイツ2部のウニオン・ベルリンでも出場機会に恵まれなかったが「膝は全然問題ない」と強調し、チームメートらと同様にメニューを消化した。

 詰めかけた約100人のファンから「篤人よ、タイトル奪冠へ導いてくれ」と書かれたのぼりも掲げられる中で「(鹿島は)タイトルを取らなきゃいけないチームだと思いますし、昨季は自分もすごい悔しかった。ドイツに行って、優勝の仕方とか勝ち方より、勝てない難しさをすごく知った。絶対に取れるとは言えないし、勝ちも約束できないけど、優勝できるように全力を尽くしたい」と誓った。