新潟本間、余震警戒も試合集中「結果を出したい」

J2アルビレックス新潟は19日、第19節ツエーゲン金沢戦(22日・石川県西部緑地公園陸上競技場)に向けた練習を聖籠町のクラブハウス練習場で行った。

冒頭のウオーミングアップを公開し、その後の試合形式の練習などは非公開だった。ルーキーMF本間至恩(18)が金沢戦での「カード2戦連続」ゴールを狙う。下部組織の新潟U-18に所属し2種登録選手として出場した昨年9月のJリーグ戦デビューとなった金沢戦でリーグ初得点になる決勝点(2○1)を挙げ、チームの連勝を決めた。相性の良さを今季も発揮し、チームを3連勝に導く。

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非公開で行われた実戦形式の中、本間は手応えを感じた様子だった。「周囲の動きを見ながら冷静にできた」。自分で仕掛けながらも、長身の選手が前線にいる時はクロス、裏を狙うタイプがいる時は低いボールを供給。場面ごとに必要なプレーができた。今季ここまで出場した7試合はすべて途中から。「まずベンチ入りすること」。手を抜かずにアピールする。

「金沢戦は、いい印象がある」。昨年9月15日のホーム戦、1-1の後半35分から出場し、ロスタイムに決勝点を挙げ、チームを連勝に導いた。当時は新潟U-18に所属する2種登録選手で開志学園3年生。内定していた新潟入りの前に初得点を奪った。この試合のあと、シーズンをまたいで得点していない。げんのいい相手から今季、そしてプロ契約後の初得点のシナリオを描く。

「昨年はカットインから決めた。読まれていると思う」。ペナルティーエリア付近から素早いドリブルでゴールを狙うのが得意の形。相手の警戒レベルの高さは予想される。それでも自分の特長で勝負する。前節栃木戦、GKと1対1の形を作った。シュートは決められなかったが「今季いちばんの感触だった」。調子の良さに自信はある。

18日夜、地元の村上市で震度6強を記録する地震が発生した。家族や知人とは連絡が取れ、被害はなかった。発生時、本間は約40キロ離れた聖籠町の選手寮にいた。「服などをまとめた」と避難の準備をしたが何事もなかった。余震の警戒をしながらも、精神的な動揺はない。試合に集中している。「当たり前だけど、結果を出したい」。ゴールを奪って、3連勝へ貢献することをテーマにした。【斎藤慎一郎】